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性格が真逆の人に惹かれてしまう。相補性の法則とは?16Personalities診断からわかる相性と相補性

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「性格が合わない」、「この人ではない」と思いながらも、何故か惹かれてしまったことはありませんか?

真逆の人とわかっていても惹かれてしまうのには、『相補性の原則』が関係しているかもしれません!
相補性が働き、全く同じタイプの人よりも、自分とは違う・自分には足りないものを持っているような人に惹かれてしまうことがあるようです。

この記事では、相補性の原則やその例、今流行り(2023年現在)の心理テスト”16Personalities診断”からわかる相性と相補性の関係について解説していきます。

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真逆な人に惹かれる、”相補性の法則”とは

相補性とは、自分に足りない部分を相手に求めてしまう心理現象のことです。

お互いに足りない部分を補い合うことで相手に強い魅力を感じ、惹かれ合うことを『相補性の法則と言います。

逆に、自分と同じ価値観、性格に惹かれることを類似性と言います。

わかりやすいように、相補性になりうる例についても見ていきましょう。

相補性の例について

どのような部分に惹かれることが相補性と言えるのでしょうか?
良くある例を見ていきましょう!

相補性の例

身長

・身長が低い→身長が高い人に魅力を感じる
・身長の高い→低い人に魅力を感じる

このように、自分にはない部分に惹かれることは、相補性といえます。

決断力

・優柔不断→決断力のある人

なかなか物事を決めきることができない優柔不断な人が、スパッと決めてくれる決断力のある人に魅力を感じる。

これも自分の足りない部分を持っている人に惹かれるという、相補性の法則が関係していそうです。

自分にはできないこと

・勉強が苦手な人→勉強が得意な人
・スポーツの苦手な人→スポーツが得意な人

自分にはできないことができる人を見ると、なぜできるのかと気になったり、時には尊敬することもあります。
勉強や運動ができる人に魅力を感じる、これも相補性が関係していると言えるでしょう。

骨格

・華奢な体型をしている人→がっちりとした体型の人を好む

女性が筋肉ムキムキのがっちりとした男性に惹かれるのは、相補性が関係していそうです。

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相補性が働く理由。なぜ真逆な人に惹かれるのか?

自分に足りないものを求める心理(相補性)が働き、真逆の人に惹かれる。

なぜでしょうか?

憧れや尊敬する人に出会うと、自然と惹かれ、気になることが多いはずです。

自分とは違う価値観や考え方を持った人(真逆な人)と出会うことで、考え方が変わる」「世界観が変わったと人生が刺激されます。
人生に刺激を与えてくれる人に”憧れ”や”尊敬”という気持ちが生まれ、惹かれることで、相補性が働くのではないでしょうか。

相性には相補性が関係している?16Personalities診断結果からわかること

『16Personalities診断』とは、質問に答えることで、4つの指標をもとに16タイプの性格に分類される診断テストのことです。就職活動に必要な自己分析をするために診断することも多く、韓国では、就職やアルバイトの面接時に聞かれるほど、浸透しているようです。

この診断結果からわかる相性についてみていきましょう。

16Personalities診断結果からわかる相性と相補性

この『16Personalities診断』の結果や考え方から、相性が良い・悪いを分析している人やサイトがあります。それらのサイトを見てみると、「戦術は同じその他(意識、エネルギー、気質)は異なる人」が一番相性の良い人という記事が多くありました。

一方で、一番相性の良くない組み合わせは、「全ての指標が異なった人」となっていました。

この結果を見ると、相性には全く同じタイプに惹かれる類似性より相補性が関係していそうです。ですが、全て異なるのは、良くないのかもしれません。

それぞれの指標についてみていきましょう。

意識

外向型(E)→興味や意識が外側(自分以外)に向いており、大勢でわいわいすることを好むタイプ
内向型(I)→興味や意識が内側(自分)に向いており、誰かと一緒にいるより1人でいることを好むタイプ

これだけの特徴を見ると、あれ…?同じタイプ同士の相性の方が良いのでは….?と思うかもしれません。

ですが、話し合いの仕方の特徴は、

・外向型→思ったことをとりあえず話して考える
・内向型→とにかく話を聞いて、考えをまとめてから話す

です。

外向的な人同士の話し合いは、お互い意見を出し合いすぎてまとまらなく、逆に内向的な人同士の話し合いは、考えすぎて話がまとまらなそうです

意識の指標が違うタイプ同士の相性が良いと言われている理由かもしれません。

エネルギー

直感型(N)→感覚的に判断して行き当たりばったりで行動するタイプ
現実型(S)→色々な物事やデータからじっくり判断して考えてから行動するタイプ

現実からかけ離れすぎた夢みがちな思考をもつ直感型に、現実的なアドバイスをしてくれる現実型地に足がついた現実型の考えに柔軟な思考をプラスしてくれる直感型

お互いにない部分を補い合って、高め合うことができるといった、タイプの違う人同士の相性の方がいいのかもしれません。

気質

論理型(T)→事実に基づいて考え、公平性を重視タイプ
道理型(F)→人の感情など気持ち(心)を重視するタイプ

物事の善悪を判断するときに、人の感情ばかりを考えていたら公平に判断できませんし、事実のみで判断するのは思いやりに欠ける気がします。

裁判でも情状酌量の有無の判断があり、これは同情する点があるかないかと言った人の気持ちを考慮しています。

この2つ(倫理道理)の考え方が混ざることで良い判断ができそうです!

戦術

計画型(J)→物事の順序などをあらかじめ計画してから行うことを好む。計画にないトラブルが起きてしまうと柔軟に対応することが難しい
探索型(P)→計画を立てて物事を進めることが苦手。突然できた物事に対して柔軟に対応できる

お互いないものを持っていて良いように見えますが、

計画型(J)探索型(P)
「なんて無計画なんだ」

探索型(P)計画型(J
「非効率だな」

このように感じ、ぶつかってしまうことがありそうです。

違うタイプ同士だと、相手を頑固な人(計画型)、楽観的な人(探索型)と感じてしまい、合わない可能性があります。この部分が理解し合えないと対立してしまいそうですね。

このように相性には相補性が関係していそうですが、自分にはない部分を持っているからと言って相性が良いわけではなさそうです。
お互いに足りない部分を補い合える関係性を構築できる人に惹かれ、相性が良いと言えるのではないでしょうか。

※mbti診断と言っている方もいるようですが、16Personalities診断とは別のようです。

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まとめ

今回は真逆の人に惹かれてしまう相補性とはなにか、16Personalities診断からわかる相性について解説してきました。

真逆の人に惹かれてしまうのは、相補性が働き、自分にはない部分を持つ相手に尊敬や憧れの気持ちが生まれることが原因だと考えられます。

16Personalities診断結果で1番相性の良いと言われるタイプから、相性には相補性が関係していそうということもわかりました。

今回用いた16Personalities診断はあくまでも心理テストにすぎません。心理テストを嫌う方もいらっしゃいますし、血液型と同じで診断結果から判断されたくない人だっています。「このタイプとは絶対合わない!」というような偏見があれば、やめた方が良いかもしれません。

性格や価値観、タイプが違ったとしても、お互いの価値観を否定せず、尊重し合える人が現れたときには、その出会いを大切にしていきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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